ドクダミチンキの作り方と活用法

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身近にドクダミが手に入る方は、必見。

ナチュラルな化粧水やかゆみ止めの作り方をご紹介します。方法はシンプルです。

ドクダミをアルコールに漬けて放置し、漉してチンキを仕込みます。使用用途に合わせて、希釈するだけです。しっかりと保管をすれば、1〜2年も日持ちします。

お肌に優しいものを使いたい方は、ぜひトライしてみませんか?

ドクダミは万能な薬草だった‥

庭や道によく生えていてドンドン増えるドクダミ。繁殖力が強いため、困っている方も多いかもしれません。実は、外用薬として肌トラブルに使われてきた和ハーブ。

古くから、お茶や料理、外用など様々な用途で使われてきた歴史があります。十薬(ジュウヤク)という名で薬草として利用されてきました。

ドクダミの基本情報

  • 特徴 独特な強い香り。白い花(苞(ほう)と呼ばれる葉)の開花期は、5月中旬から6月頃。
  • 生息地 日本や東アジアなど。湿り気のある、日陰の場所を好む。
  • 薬効 殺菌・抗菌効果。ドクダミに含まれる成分が、肌荒れや化膿の原因となる菌を抑制。    利尿作用があり、むくみ改善やデトックス効果が期待できる。

ドクダミチンキを作るメリット

  1. お肌に優しい
  2. 身近に手に入るもので作れる
  3. コスパ最強
  4. 日持ちする
  5. 手作りで癒やされる

ドクダミチンキは、アルコール(度数35度以上のもの)を使用します。ホワイトリカーやウィッカなどスーパーで購入することができます。

ドクダミと瓶が手元にあればできるので、コスパも最強。シンプルな材料なので、何が入っているのか全部分かるのが嬉しいポイント。

ドクダミのお花は、白くて可愛いので、探したり収穫する作業も楽しいです。1度チンキを仕込むと、日持ちするので楽チン。

ドクダミを収穫して、洗って、漬け込む。植物を触れ合う作業は、私にとって癒やされる時間です。

ドクダミチンキの作り方

【用意するもの】

ドクダミ、ガラス瓶、ホワイトリカー(ウォッカ)

【作り方】

1.ドクダミを収穫する

収穫時は、独特な強い香りがします。乾燥させると、香りがしなくなるので苦手な方も大丈夫。

今回は、葉と花を分けてそれぞれチンキを作るので、それぞれ収穫しました。

2.優しく洗い、乾燥させる

収穫後、大きめのボウルにお水とドクダミをいれます。お花は、繊細なので優しく扱ってくださいね。ついている砂や汚れがとれたら、さらしやキッチンペーパーで水気を拭き取ります。

直射日光の当たらない風通しの良い場所で、しっかり乾燥させます。完全に乾燥したら、いよいよアルコールに漬ける準備の完了。

3.瓶にお花と葉っぱを詰める

瓶いっぱいに乾燥させたお花と葉を詰め、アルコールを注ぎます。アルコールは度数が35度以上のものならOK。今回、私はホワイトリカーを使いました。ウォッカや日本酒などをつかってもOKです。お花や葉がしっかり浸かるように注ぎます。

4.放置する

漬け込む期間は、2週間〜3ヶ月ほどです。直射日光のあたらない場所に置きます。時々、軽く振ってアルコールをなじませます。お花のチンキは、漬けている様子も可愛いです。ハーバリウムのように飾って楽しみましょう。

5.濾過する

お茶パックやコーヒーフィルターなどで濾過して、瓶にいれて完成。

瓶は煮沸消毒か熱湯消毒をしておきましょう。チンキを入れる瓶は遮光タイプがおすすめ。

使用上の注意

1.使用前にパッチテストをすると安心

始めてドクダミチンキを使う場合、少量を皮膚につけて反応がないか確認しましょう。肌が弱い方は、希釈して使用し、パッチテストをすることをおすすめします。

2.妊娠・授乳中は使用しない

妊娠・授乳中の方は使用を控えます。使用したい場合、医師に相談しましょう。

3.希釈して使用する

アルコールが刺激になる場合があるので、水で希釈してから使用しましょう。

ドクダミ化粧水のレシピ

  • ドクダミチンキ5ml(お花部分を使用)
  • 精製水40ml
  • グリセリン2ml
  • 50mlのスプレーボトル

スプレーに材料3つを全て入れて、振り混ぜたら完成!

使ってみた感想は、ほどよい保湿力があり、お肌の調子もいい感じ。スキンケアはこれ1本でOK。ドクダミの独特の臭いも乾燥が気になる冬場は、プラスでオイルを塗ります。

冷蔵庫で保管し、大体2週間くらいで使い切りましょう。抗菌効果があるので、肌荒れを予防してくれます。ニキビなどのお肌トラブルでお悩みの方は試してみてくださいね。

ドクダミ虫刺されかゆみ止め

  • ドクダミチンキ
  • スプレーボトル
  • 精製水

ドクダミのチンキ(原液)をスプレーボトルに入れ、虫刺されの部分に吹きかけます。アルコールに弱い方は、精製水で希釈して使って試すのが安心です。

スプレーをした部分は、スーッとして自然とかゆみが和らいでいきます。コットンに少量をとり、優しく塗布するやり方もあります。

まとめ

庭や畑、道など色々な場所に生息しているドクダミ。身近にある自然の恵みを生活に活用してみませんか?ドクダミチンキは、ルームスプレーや入浴剤としても使うことができます。手作りで自分や家族のケアできると、植物や自然にありがとうと感謝のきもちが生まれます。

ドクダミチンキの材料は、ドラックストアで全て揃うのでとってもお手軽です。ナチュラルなセルフケアを生活に取り入れて、自然のある暮らしをぜひ一緒に楽しみましょう。

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