フレッシュタイムで彩る食卓。摘みたてを楽しむアイデア

料理

タイムは爽やかで、とってもいい香りで大好きなハーブ。お庭や鉢でも育てやすいハーブです。魚との相性がとても良いのはもちろん、トッピングにもおすすめ。普段のお料理に、添えるだけでもとっても可愛いです。

実家のお庭に久しぶりに行くと沢山のフレッシュタイムがわさわさ生えていました。(母は、タイムを観賞用に買ったので、活用する気はないようで‥。)摘みたてをたっぷり収穫できる季節は、贅沢に使えて嬉しいですね。今回は、簡単にタイムを楽しむアイデアとレシピをご紹介します。

フレッシュタイムの魅力

  • 爽やかな香り
  • 風味を豊かにする
  • 魚やお肉の臭みを消す
  • 殺菌力

魚介類や貝類と相性が良いです。煮込みやスープ、香草焼きに入れると味が引き立ちます。小さな葉っぱも可愛らしく、白いお花をつけます。ハーブティーにもおすすめ。他のハーブとブレンドして飲むとより美味しく楽しめます。タイムには抗菌効果があるので、喉の痛みには煎じたものを飲んだり、うがいに使うのも効果的です。

フレッシュハーブの扱い方

フレッシュのハーブは、やわらかく繊細。優しく汚れを落とします。ボウルにお水を入れて、ハーブを入れます。葉が傷つかないように丁寧に手に取ります。保存する場合は、水気をよく切って野菜室へ。ハーブをキッチンペーパーに包んで、タッパーにいれてあげると長持ちします。

フレッシュタイムの活用アイデア

①暑い日にぴったり!冷たいハーブ水

〈材料〉

  • タイム(ミントやレモンバームなどお好みで)
  • レモン(ポッカレモンでもOK)
  • 水出し用ボトル

〈作り方〉

  • タイムを水の入れたボウルにいれて、優しく汚れを落とす。
  • 軽く水気をきったら、ボトルにいれる。水出し用の茶こしつきのボトルが便利
  • 薄く輪切りにしたレモン、ひとつまみのお塩を入れる。
  • 一晩、冷蔵庫で冷やしておく

☆ポイント☆ミントや、レモンバームなどをブレンドするとより美味しいです。ハーブの量はお好みですが、片手にこんもりのるくらいたっぷり使いましょう。お塩とレモンで、塩分とビタミンCの補給もできます。レモンの輪切りを入れると、見た目が綺麗ですよ。スパイスのコリアンダーシードをお持ちの方は、是非一緒にいれましょう。身体の熱を冷ましてくれる効果があります。

②タイムとイワシ缶の爽やかパスタ

〈材料 1人前〉

  • タイム
  • パスタ 100g
  • イワシ缶
  • レモン 輪切り2枚分
  • キャベツ 少量 
  • ピーマン 2つ
  • 玉ねぎ(トッピング用)
  • にんにくひとかけ

〈作り方〉

  1. トッピング用の玉ねぎをスライサーでスライスして水にさらしておく。
  2. パスタを茹でるお湯を沸かす。その隣で、スライスしたにんにくをオリーブオイルをひいたフライパンに入れる。
  3. にんにくの香りがたったら、キャベツをしんなりするまで炒め、ピーマン、イワシ缶を汁ごといれる。
  4. タイムを好きなだけ入れる。パスタの茹で汁もお玉3杯ほど加えて煮詰め、パスタソースを作る。輪切りレモン2枚を小さめにカットしてソースに入れる。
  5. 茹で上がったパスタをザルで水切りする。フライパンに入れて、ソースと和える。
  6. 塩胡椒、醤油で味を整える。トッピングのスライス玉ねぎとタイムを添えて完成。

いわしとタイムの相性が最高。たっぷりタイムを使うと美味しいです。仕上げにレモンを加えることで、爽やかさがプラスされて暑い日もさっぱり食べれちゃいます。味変に、鰹節と黒胡椒を加えて食べるとまた違った味わいに。

③タイムの大豆ミート唐揚げ

〈材料〉

  • タイム
  • 大豆ミートブロックタイプ
  • 米粉(小麦粉)
  • 片栗粉
  • 米油
  • おろしにんにく
  • コンソメ顆粒(野菜ブイヨン)
  • 白ワイン

〈作り方〉

  1. 大豆ミートをお湯につけて戻し、水に入れて2回ほどしぼって水気を切っておく
  2. 大豆ミートに塩胡椒、おろしにんにく、コンソメ、白ワインを入れ下味をつける。
  3. タイムの枝の先をつまみ下にスライドさせるようにして、葉を取る。
  4. タイムの葉を、米粉と片栗粉に混ぜ合わせる。
  5. 下味をつけた2に、4をまぶして170度の油で揚げる。

ハーブの大豆ミート唐揚げは、ついご飯と、白ワインがすすんでしまう美味しさ。タイムがない時は、ローズマリーを使っても良く合います。大豆ミートはヘルシーでなおかつ、保存もできるので常備しておくと便利ですよ☺

④ツナマヨとタイムのトースト

〈材料〉

  • タイム
  • パン
  • ツナ缶
  • マヨネーズ
  • 塩胡椒
  • すりおろしにんにくorにんにくチューブ
  • とろけるチーズ

〈作り方〉

  1. 軽く油をきったツナ缶にマヨネーズを大さじ1ほど加える。塩胡椒をふる。
  2. 枝の先を持ち下にスライドさせ、タイムの葉をとりツナマヨに和える
  3. パンににんにくをこすりつける
  4. タイムツナマヨをパンに塗り、とろけるチーズをのせる
  5. トースターまたは魚焼きグリルで焼いて、トッピングにタイムをのせたら完成

トーストをいつもよりちょっぴりグレードアップ。前日にツナマヨを作っておけば、タイムを混ぜるだけ、載せるだけで完成。まずは気軽にタイムを料理に使いたい方もトライしやすいレシピ。お好みで黒胡椒やローズマリーを追加してもおいしい。

お料理の仕上げにタイム!いつもの料理にプラスα

◯スープの表面に

相性の良いトマトのスープや、ポタージュなどの仕上げにパラリ。見た目が可愛いだけでなく、ふんわりと香るタイムがアクセントになります。

◯サラダやパンケーキのトッピングに

サラダのトッピングにタイムの葉っぱを散らしてあげます。レモン系のドレッシングやビネガーとよく合います。

◯パスタの仕上げに

彩りもよくなり、爽やかな香りがプラスされて食欲をそそります。トマトやレモン、きのこ系のパスタとの相性が良いです。

まとめ

フレッシュハーブを使うのは、意外と簡単。タイムは、幅広い料理と相性が良いので、料理に散らしてあげるだけで可愛くなります。ほんのりタイムの爽やかな香りがして、ちょっぴり特別な気分に。お庭やベランダにでて、ハーブを摘んだ人にしか味わえないフレッシュハーブの楽しみ。身近にある自然の恵みで、いつもの食卓がより楽しく豊かなものになりますように。

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